「女性の健康」をテーマにした保健事業を、4組合共同で進めています
2019年8月より、ミナケアが主催するコンソーシアムとして「女性の健康」をテーマにした保健事業の実証実験を進めており、4つの健康保険組合が参加してくださっています。
この保健事業では、女性の健康に関するリテラシーを把握した上で、医学的に正しい情報提供を行い、態度変容・行動変容を起こすことにチャレンジしています。
4組合あわせて約3,800人の女性がこの保健事業に参加しています。
女性の健康に関するリテラシー把握の一環としてライフスタイル調査を行った結果を一部抜粋してご紹介します。
◇健診を受けたくない理由、受けられない理由は何でしょうか? 1位:予約が取りづらい 2位:費用が高い ※オプション検査に対する意見 3位:健診時間が長い
健診を受けたくない理由、受けられない理由で「その他」を選択した方の具体的な理由として最も多かったのは「バリウム」でした。
・バリウムがつらい、苦手。 ・事後の下剤がつらい、いつトイレに行くたくなるか分からないから業務に支障がでる。
・腹痛で業務に支障が出るため、できれば健診の日は休日にしてもらいたい。 ・バリウムではなく、胃カメラにしてほしい。 など
※健診を受けたくない、受けられない理由で「その他」を選んだ方に、フリーテキストで理由を記入いただきました。その内容をカテゴライズし、ワードクラウドにしています。出現頻度が高いカテゴリーほど、大きな文字で表示されます。
また、
◇病院に行きたくない、行けない理由は何でしょうか? 1位:待ち時間が長い 2位:症状に困っていない・我慢できる 3位:どの診療科に行けばよいかわからない
◇体の不調として感じている、具体的な症状は何でしょうか? 1位:肩こり 2位:頭痛 3位:慢性的な疲労
といった調査結果が出ています。その他にも、
・年代や家族構成による、健康に対する意識の差
・一般的な医療について/女性に特有の疾患についての情報源
・行動の決め手となる情報源
・サプリメントの摂取状況
・健康維持のための活動状況
・健康に対する意識に関する、周囲からの影響
について、興味深い結果が得られています。
このコンソーシアムは2020年3月まで継続して実施し、「女性の健康」に関して成果につながる保健事業の方向性を見出すことを目指します。
ミナケアでは、保健事業戦略に関するご相談を承ります。
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